認定ランサーになるまでにやったこと【ランサーズ】
この記事は最終更新から4年以上が経過しています。情報が古くなっている可能性があります。
こんにちは、しばです。
この間、「認定ランサーになって変わったこと・感じたメリットデメリット【ランサーズ】」という記事で、認定ランサーになってからの所感を書きました。
中には、認定ランサーを目指したいけど「提案が採用されない…」「どこから頑張ればいいのかわからない」と悩んでる人もいるかと思います。
今度はそういう方向けに、認定ランサーになるまでの3ヶ月間にやったことをまとめました。
具体的な行動指針の参考になれば幸いです!
※ 認定ランサーはカテゴリ別に審査されます。今回まとめた内容は、私が「Web(ウェブ)デザイン」「HTML・CSSコーディング」等のWebサイト政策関連カテゴリで認定ランサーになるまでにやったことになります。
Contents
とにかく提案する!
認定ランサーの条件についてはこちらの記事に書いています。
ランサーズに登録したばかりのころは、実績なんて一つもない状態。でも認定ランサーになるには「過去1年間の報酬額が上位20%以内」という条件があるので、仕事を受注しないと始まりません。
そこに立ちはだかるのが他の認定ランサーや実績を多く持つランサーたち。
最初の頃は全く採用されず、提案のたびにドキドキしては落ち込む、を繰り返しました…(ヽ´ω`)
その時こちらの記事に出会い、行動を見直して次のポイントを抑えるようにして改めてチャレンジ。
- 提案書のフォーマット・ポートフォリオを用意
- 低単価、あるいは高単価緊急案件を狙う
- 顧客の発注率・評価が高い案件を狙う
- 1案件の提案にかける時間は15分を目安に
- たくさん提案する
なんとさっくり2日目で初案件をゲットしましたヽ(*´∀`)ノ
その後の提案活動も2-3日で1件は採用されるように。
提案書のフォーマット・ポートフォリオは前述記事のものを結構真似させてもらったんですが、シンプルで見やすく、伝えたいことが明確にアピールできるなぁと思ったので作り方に悩んでる方にはオススメです。
また、これも前述の記事にもありましたが、私の体感としても誰にも依頼せずにキャンセルされるプロジェクトが3割〜5割を占めます。ランサーズでは悩むくらいなら提案する!というスタンスがとても大事だなぁと感じてます。
仕事が獲れたら全力を尽くす!
認定ランサーには、
- 「応答が速い」 メッセージ返信率(24時間以内)が80%以上
- 「高い対応力と責任感」 仕事を受注してから納品を完了させる割合が、90%以上
- 「評価が高い」 評価が4.8以上
こういう条件もあるので、採用されたらとにかく案件に集中して対応します。
私は次のようなことを心掛けていました。(フリーをやる上での心掛けでもあります)
こまめに経過報告を行い、進捗状況を伝える
クラウドソーシングは素性が分からない相手と取引するので、途中で作業者と連絡が取れなくなるというトラブルをよく聞きますよね。
実際に、「頼んでいた作業者が音信不通になったので」という依頼もありました。
なので、基本的には対面での仕事以上に、相手が不安にならないようこまめに連絡するようにしています。
「方向性が見えない」「見誤ったまま」スタートしない
作業内容はもちろんですが、金額内で対応できる修正対応の回数や期間についても、作業開始前にしっかりすり合わせておきます。
曖昧なまま作業が始まり、コーディングが終わり、確認してもらう段階になって、「こういうことじゃないんだけど」てなったら悲劇ですよね_:(´ཀ`」 ∠):
責任の押し付け合いに発展しかねないし、そこまで空気が悪くなるとまず気持ちのいい取引は難しくなります。
(近い状態になったことが…)
経験上「取引を円滑に進めるため、最初に取り決めたい」と相談を持ちかけると、先方からも「そうだよね!決めておきましょう!」と快く応えていただけることが多かったです。
話を出しにくい流れでも、後から持ち出したらクライアントにも迷惑をかけてしまうので、相手のためにもしっかり伝えるのが大事だなぁと思います。
他にもいくつかありますが、これらをしっかり抑えて誠実に対応するだけでも好評価をいただけることが多いです。
こんな感じで3ヶ月ランサーズを続け、実績数2桁・合計収入50万を超えた翌月あたりで認定ランサーの連絡がきました。
[Lancers] 認定ランサー認可のお知らせ
●●●様いつもランサーズでお仕事いただき、誠にありがとうございます。
ランサーズ認定ランサー事務局でございます。このたび弊社で実施しました認定ランサー審査につきまして、
厳正なる審査をいたしました結果、
是非●●●様に認定ランサーとして、ご活躍いただきたいと考えております。ランサーズは、テクノロジーで誰もが自分らしく働ける社会をつくりたいと考えて
日々サービス改善に努めておりまして、
ぜひ●●●様にも、自分らしく仕事をすることを実現して
いただければと存じます。
おお〜認定ランサーいただきました\( ˙꒳˙ \)
— しば (@xxbicott) 2018年10月1日
不安に感じるところはあらかじめ調べておく
クラウドソーシングでのトラブルの話はよく耳にしていたので、ランサーズを始めた当初はその不安から及び腰になっていました。
でもそれで提案なんてできない…ので、不安なシチュエーションへの対応方法などをあらかじめ調べて想定できるようにしておきました。
私が不安だった点はこちら。
作業が終わったけどクライアントから連絡がこない、支払いが行われない
納品したデータをクライアントが確認後に完了報告・支払い処理をする手はずだったのに、データを送った途端クライアントと音信不通になるケースです。
こんなとき、以下の制度を利用します。
[連絡催促申請]
ランサーズがクライアントへ、申請日から起算して7日後を連絡期限とする連絡催促を実施
返答がない場合、以下の処理が行われる。
– 仕事完了報告済の計画 : 該当計画の支払い確定
– 仕事完了報告前の進行中の計画 : エスクローが解除され、ご依頼がキャンセル
まだ利用する状況に遭遇したことはありませんが、次のように進めると良さそう。
- プロジェクトで取引相手と連絡が取れない場合、ランサーズ上のメッセージ画面よりクライアントへ連絡を実施
- 時間をあけつつ、3回以上連絡
- その後3日程度経過しても返信がない場合、納品完了として「完了報告」ボタンを押す。
また、連絡催促申請をランサーズへ行う(連絡催促申請の条件:「3回以上連絡し、3日程度経過しても返信がない場合」) - ランサーズ側からクライアントへ連絡が行き、返信がない場合7日後に完了報告済みのタスクは支払い確定になる
ランサーズからクライアントへ連絡催促した時、クライアント側から完了を認めない旨の返信があると支払い確定処理はされません。
その場合は粘り強く交渉するしかないようです。
提案に記載する納期について
提案時に「プロジェクトの完成」の日時を入力する必要があります。
最初のころ、実際のスケジュールは相談しないとわからないし、何を入れればいいんだろう?この日時を過ぎたらペナルティはあるんだろうか…?と不安がありました。
結論としては、この納期を過ぎてもランサーズ上で何かペナルティがあるということはありません。クライアントとランサーの間で問題なければOK。
じゃあどんな日時を入れるのか?については、私は先方が指定した納期を基本的に入力していて、提案内容に一言「実際のスケジュールは採用してくれたら相談させてもらうね」と書くようにしています。
認定ランサーになるまでの過程も経験値に
所感としては、認定ランサーを目標として意識はしていたけど、ランサーズでの仕事の進め方に慣れるのに一生懸命になっているうちに気づいたら認定されていた、という感じです。
上位20%の年間報酬額のラインが分からなかったので半年くらいかかるかなぁと思っていました。
もしランサーズでフリーランスデビューを考えているなら、とにかく目の前の仕事に集中して、仕事が終わったら反省点を踏まえて「次はこうしよう」等可能な限り最大の経験値を得られるよう心がける。
それを繰り返せば、気づいたら認定ランサーになっているはず!
以上、認定ランサーになるまでにやったこと【ランサーズ】でした。