モバイルフレンドリーなのに問題検出!対処法について【Search Console】

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こんにちは、しばです。
先週、Search Consoleから「モバイル ユーザビリティ」の問題が検出されたとのメールが来ました。

最初は「何事!?」とびっくりしましたが、特別な対応することなくあっさり解決できたので、こういうことも有るよ!という事例としてご紹介したいと思います。

通知がきた経緯

とある朝、Search Consoleから突如こんなメールが届きました。

サイト https://●●●.com/ で「モバイル ユーザビリティ」の問題が新たに 検出されました
新たに検出された上位 2 件の問題(影響を受けるページ数に基づく):
クリック可能な要素同士が近すぎます
コンテンツの幅が画面の幅を超えています

メールについている「Search Console を使用して モバイル ユーザビリティ 件の問題を修正」というリンクをクリックすると、Search Consoleの画面に飛び、検出された問題の項目ごとに対象ページが確認できます。

私の場合、2件の問題とも同じページで検知されており、前回のクロール日から昨日の時点では問題なく、今日発生しはじめたらしいことがわかりました。

しかしながら、このページは半年以上前に投稿して以降、一切更新をしていないページ。
心当たりが全くなくいきなりなぜこのページだけ??と、疑問に思いながら対応方法を調べて見ました。

「モバイル ユーザビリティ」問題の確認方法

この「モバイル ユーザビリティ」問題検出通知は、いわゆる「モバイルフレンドリーじゃないページ」の場合に上がってくるアラートになります。
ここでいうモバイルフレンドリーじゃないというのは、以下のテストツールで判断できます。

モバイルフレンドリーテスト

このテストツールを使うと”リアルタイムのページの判定“が出て、
Search Consoleのレポートでは”少し前の時点でのテストツールと同じ判定“があがってくるという違いのようです。

なので対処法としては、指摘された問題点を直して、テストツールで確認。その結果モバイルフレンドリーであればOKです。
Search Consoleのレポートはリアルタイムでないため、レポートで問題点を指摘されたからテストツールにかけたらモバイルフレンドリーだった、というケースもよく有るようです。これは問題が修正されてからGooglebotがクロールしていないことで起きるため、クロールを待つか、促せばOK。

まとめると、Search Consoleから問題検出メールがきた場合は以下の手順で確認するといいと思います。

1.対象URLをモバイルフレンドリーテストで確認する

<結果が「モバイルフレンドリーじゃない」場合>

2. 指摘された問題点を修正
3. 再びモバイルフレンドリーテストをチェックし、モバイルフレンドリーになるまで繰り返す

<結果が「モバイルフレンドリーである」場合>

2. 以下のいずれかの方法でGooglebotの再クロールを促す

  • [モバイルユーザビリティ]>該当問題項目→「修正を検証」ボタンをクリック
  • Feach as Googleのリクエスト
  • サイトマップの送信

 

私の場合、通知が来てすぐモバイルフレンドリーテストにかけたところ、既にモバイルフレンドリーであるとの判定になっていました。
なので、Googlebotに再クロールを促すべく、上記3つの方法を全て実施。(検証ボタンは、試しに「クリック可能な要素同士が近すぎます」の方だけクリック)

その結果、翌日(24時間後)、サイト(https://●●●.com/)に関する「モバイル ユーザビリティ」の問題が修正されました というメールを受信しました。

詳細を確認してみると、

  • モバイルユーザビリティの「クリック可能な要素同士が近すぎます」→「合格しました
  • モバイルユーザビリティの「コンテンツの幅が画面の幅を超えています」→「該当なし

このようなステータスになっており、無事エラー解消!

検証ボタンを使うと問題の項目ごとに修正されたかどうか判定し、メールで教えてくれるので便利ですね。後者の「該当なし」は、Googlebotの再クロールで問題が検知されないとこうなるようです。

しばらく更新してないページで検出される原因って?

そもそもなんで検出されたの??というのが気になったのですが、これは結局わかりませんでした。
完全な憶測ですが、

  • 外部の広告等によって一時的に崩れを起こしていた
  • その時たまたまGooglebotの誤検出が多かった(検索したら2018年9月の初頭で同様の事象に関する質問が複数あったため)

ここらへんの可能性があるんじゃないかと考えています。

まとめ

あまり更新していないページが検出されて、それがモバイルフレンドリーの場合は、あまり考えずGooglebotの再クロールを促せば数日以内に解消すると思います。

以上、「モバイル ユーザビリティ」問題検出時の対処法でした!