【Aレコード認証】取得したドメインをXFREEに設定する方法【Freenom】

この記事は最終更新から4年以上が経過しています。情報が古くなっている可能性があります。

こんにちは、しばです。

この間、知人が無料ドメインのFreenomをXFREEで使おうとしてドメイン設定につまずいたようで、「レコード認証がなんちゃらって出た!なにこれ!」との連絡をもらいました。

XFREEはどうやらDNSレコードでドメイン認証するタイプとのこと。
私もあまり遭遇したことがなくDNSレコード周りは理解不足だなぁと思ったので、これを機に色々調べてみました。

そのアウトプットがてら、ドメインをXFREEに設定する手順を紹介したいと思います。

※ レコードに関しては独学なので理解が間違ってる可能性もあるので、ご参考程度にご覧ください!

FreenomのドメインをXFREEに設定する手順

ここではFreenomの画面で紹介していきますが、他のドメイン管理サービスでも同様の方法でできます。

XFREEでのドメイン認証方法は以下の4つ。

Web認証 特定のファイルをサーバー上にアップロードして所有を確認する方法
メール認証 認証用のメールを受け取ってドメインの所有を確認する方法
CNAME認証 ネームサーバー(ホスト名)を設定して所有を確認する方法
Aレコード認証 ネームサーバー(IPアドレス)を設定して所有を確認する方法

引用元)ドメイン設定手順|無料レンタルサーバー【エックスフリー】

新しくサイトを作るためにサーバーを契約した場合、Web認証は行えません。メール認証もFreenomにはメールサービスがないので難しいところ。

ということでAレコード、CNAMEレコードのどちらかで認証することになります。
手順はほぼ同じでたった3つだけ!

【XFREE】Aレコード認証で必要なコードを取得

サーバーのコントロールパネルから、「ドメイン設定の追加」をクリックします。

このページを下の方へスクロールすると…

このように認証用コードが記載されています。
このAレコード認証の「コンテンツ」の値をメモに控えておきましょう!

【Freenom】ドメインのDNSレコードを設定

次にFreenomのサイトにいきます。
My Domainsページに遷移し、使用したいドメインの「Manage Domain」をクリック。

ドメイン詳細画面に移動したら、「Mnage Freenom DNS」をクリックします。

そうするとDNSレコードを追加できる画面が表示されます。

画像下部の「Add Records」に、先ほどXFREEで控えていたレコードを入力しましょう。
Nameはホスト名(使いたいドメイン名)、タイプはAを選択、Targetはコンテンツに該当します。

その後、水色の「Save Changes」ボタンをクリックしてFreenomの作業は完了!

ちなみに更新後、登録したレコードがModify Recordsの方に反映されるんですが、Nameとドメイン名が同じ場合空欄になる仕様とのこと。
(上の画像の「Modify Records」はAレコードとCNAMEレコードを両方登録した状態)

なので、AレコードのNameが空欄になっててもちゃんと登録されてるので大丈夫です!

【XFREE】ドメインを追加する

最後に仕上げ。
最初のXFREEのドメイン設定追加画面に戻ります。

ドメイン名を入力しAレコード認証を選択、その後「ドメインの追加」ボタンをクリックします。

DNS設定が浸透していたら、ドメイン追加成功!

ちなみに、DNS設定が浸透するまでは、半日から数日程度かかる場合があります。
その間ドメイン追加を試すと下のようなエラーが表示されます。

CNAME認証確認用レコードまたは認証用IDが確認できませんでした。

ドメインのAレコードが、wpXのサーバーのIPアドレス「xxx.xxx.xxx.xx」に変更されていません。

レコード認証が不安でついしょっちゅうドメイン追加ボタンを押してしまった…(ノ∀`*)
結局私の場合1日と6時間ほどかかったので、気長に待ちましょう。

めちゃくちゃ余談ですが、DNS設定の反映待ち中、レコード認証が無理そうだったら他の持っているサーバーで一度ドメイン設定をして、その後Web認証を試そうかとか考えてました。
回りくどいことしなくて済んで良かった…. (ヽ´ω`)

DNSレコードによるドメイン認証について

まずはDNSとは何か?というところから整理してみる。

  • DNSサーバーは名前(ドメイン)と電話番号(IPアドレス)を紐づける電話帳のような役割。
    これによってブラウザからURLを入力すると目的のページへたどり着ける。
  • 新しく契約したサーバーにドメインを紐づけるためには、電話帳(「ドメイン」「IPアドレス」の対応表であるゾーンファイル設定)を書き換えなきゃいけない。
  • このゾーンファイル設定の一行ごとの詳細情報がDNSレコードと呼ばれ、Aレコード、CNAMEレコード、NSレコード、MXレコードなど色々とある

ここで1つ疑問が。
新規ドメイン追加時に必要なDNS設定としてよく見かける、ネームサーバの変更作業。これと今回のようなDNSレコードを使った認証ってどう違うの?というもの。

結論から言えば調べてもイマイチ理解に至らず…ひとまず今の自分の中の考えをまとめてみました。

現段階での自分のまとめ
  1. ドメインやレンタルサーバー事業者の多くはGUIを通じてDNSサーバーのゾーンファイル設定を簡単に書き換えられるようにしてくれている。
  2. ネームサーバー変更はDNSレコードのうちの一つ、NSレコードの変更をユーザーがわかりやすいように書いてるもの(?)
  3. XFREEではNSレコードでの認証は採用しておらず(?)、他のDNSレコードで認証をしている

(?)は自信が無い部分

つまりどのレコードを使って認証するかという違いだけなのかなぁという形で一旦認識してます。
(その一部のレコード認証が出来たら、事業者のDNSサーバーがゾーンファイル設定すべてを書き換える的な感じだろうか?)

ドメインのコントロールパネルにネームサーバー設定画面とDNSレコード編集画面がそれぞれ用意されているところが多いと思いますが、このことから新規ドメイン追加作業では同時に触ることはないと考えて良さそう。

DNSレコード難易度高い…ぽやっとした理解ですが、もし認識が違っていたらtwitterやフォームからご指摘いただけると嬉しいです。

参考)

さいごに

DNSレコードと聞くと難しそうな印象があるんですが、ドメイン認証の手段としてはそう難しくありませんでした。

まくいかない際はDNSの反映に時間がかかってるだけのケースが多いので、焦らず待ってみることをオススメします。