【All-in-One WP Migration】”アーカイブファイルが壊れています”エラーまとめ

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こんにちは、しばです。
WordPressプラグイン「All-in-One WP Migration」について、この間エクスポート時のエラーについてまとめたんですが、実は同じタイミングでインポートエラーにも遭遇しました。
今度は「アーカイブファイルが壊れています。」というエラー。
原因を調べたところ、エクスポート時のエラーとは無関係だったので、切り分けて記事にしました!
このエラーが出る原因と私の場合を紹介します。
Contents
事象発生の経緯
All-in-One WP Migrationでエクスポートしたファイルを引越し先のWordPressでインポートしようとしたら、こんなエラーに遭遇しました。
メッセージ中の「この投稿」の部分にリンクが貼ってあったのでそちらを確認したところ、以下の手順で対応してねとのこと。
- FTPを使用して、エクスポートしたサイトから.wpressファイルを再度ダウンロード
(FTPを使用してログインし、wp-content / ai1wm-backupsから直接バックアップファイルをダウンロードする)
※ 方法を下の記事にキャプチャ付きで紹介してます。
- 次のどちらかを実施
- WordPressで手順1で抽出したファイルをインポート
- FTPを介してwp-content / ai1wm-backupsにアップロードして、[バックアップ]セクションから復元
とのこと。
手順2の復元する方は、有料版でないと使用できないため今回は断念。
ということで手順1で改めてダウンロードして再度インポートし直したんですが、変わらずエラーが発生しました。
よくある原因と対処法
先ほどのページ(「この投稿」リンク)には同じようにそれでも解決しないよ!という報告がちょこちょこありました。
それらと落ちてる情報を見る限り、このエラーはおおよそ次のことが原因で発生する可能性が高いようです。
- エクスポート時にネットワークが不安定・途中で切断されたことでファイルに欠損がある
- phpのバージョンが引越し前と引越し先のサーバーとで一致していない
前者はエクスポート処理中、もしくはエクスポートファイルをローカルへダウンロードする時に欠損が起きた可能性があります。
- ネットワークが正常な時に(もしくは回線を切り替えて)改めて処理を行う
- エクスポートファイルのサイズが非常に大きい場合は、オプションでメディアデータを抜いたりしてダウンロード時間をなるべく減らす
などの対応をしてみましょう。
後者は、引越し前と引越し先のサーバーのコントロールパネルからphpバージョンを確認してみましょう。
異なっていたら引っ越し先のphpバージョンを引っ越し前のバージョンに合わせればOK。
私の場合phpバージョンの方は問題なかったので、それまで同じ回線で再ダウンロードを行っていたのを回線を切り替えて試したところ、
ダウンロードしたファイル(失敗→2MB、成功→56M)
圧倒的なファイルサイズの差(°Д°;)
そもそも何故最初に気づかなかったのか…最初の回線でも特にネットワークが不安定だとは感じなかったんですが、ダウンロード段階で失敗してた模様。
成功したエクスポートファイルで試したら、無事インポートに成功しました!
さいごに
無料でここまで出来るなんて本当に便利なプラグインだなぁとしみじみ感じてます。
無かったら普通の引っ越しはさることながら、phpmyadminが用意されていないレンタルサーバーとかは余計に面倒くさかっただろうなぁ(ヽ´ω`)
余談ですが、どうやって収益化してるんだろうとなんとなくサイトをみたところ、普通の容量無制限版以外にも連携先のストレージサービス別で色々と拡張版製品を出してるんですね。
DROPBOXエクステンション、GOOGLE DRIVEエクステンション、AMAZON S3エクステンションetc…
こういう展開方法もあるんだなぁと参考になりました。
以上、All-in-One WP Migrationのアーカイブファイル破損エラーについてでした!