AfterEffectsでラインアニメーションが崩れてしまう
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こんにちは、しばです。
掲題の通りなんですが、After Effectsで動画を作ってるときどうやってもラインが崩れてしまう事象に遭遇しました。
「崩れるアニメーションの作り方」ではなく、そんなアニメーション設定してないのに「なぜか崩れる」という事象です。
ただの長方形のシェイプレイヤーのアニメーションだからよくありそうなのに、調べても出てこない…(´・ω・`)
結局原因は分からず根本的な解決はできていないんですが、一時的な対処はできたので、今回テストしたこと、対処した方法を覚書としてまとめておこうと思います。
Contents
どのように崩れたか
理想・やりたかったこと
現実
写真素材はphotoAC様より
理想は1/4画質プレビューのときのもの。
書き出すと「現実」の画像のように、ラインが右下に伸びる途中でバラバラになっていき、なぜか上からも降ってくるような状態になってしまいました。
アニメーションの設定は次の通り。
アンカーポイントを画面左上において、スケールに4箇所キーフレームを打つことでアニメーションさせていました。
- [0.0%,1.0%]…左上起点
- [116%,1.0%]…右下へラインが伸びる
- [120%,1.0%]…少しラインが太くなる
- [120%,200%]…左下・右上方向にラインが太くなっていく
検証したこと
まず初めに書き出し設定を変えてみました。
MediaCorderでH.264>プリセット「ソースの一致 高速ビットレート」で崩れていたのでプリセットを変えていくつか試してみる。
そうすると解像度が幅480pxのプリセットでは崩れなかったので解像度の問題かな?と思い、プレビュー時の画質をフル画質にしたところ崩れることを確認しました。
このことから、ひとまずレンダリング時の問題ではなさそうと判断。
その後、以下のことを確認しました。
- ネストされたコンポジションの設定が意図せず違う値になっていないか
→問題なし - スケールのアニメーションに問題がないか
→崩れる部分をスケールで伸ばすのではなく、長い斜め直線の位置を移動する形に変更したが、解消せず - フレームレートにズレがないか(30fpsと29.97fpsの混同 、『シーケンスを読み込む際の注意点』)
→一番有り得そうだなぁと思ったがおそらく問題なし(※ あんまり理解できてないので要注意)
という感じで、自分の現在の持ちうる知識だと八方塞がりに。
対処法
ほかのところに実装していた太めのラインアニメーションは問題なかったので、線の太さを変更して試してみました。
線の太さに当たるスケールの1.0%の部分を、下記の通り変更。
- スケール:太さ2%→崩れが少なくなったが、最後だけ崩れる
- スケール:太さ2.5%→崩れが少なくなったが、最後だけ崩れる(2%と変わらず)
- スケール:太さ3%→崩れなくなった!
ということで3%にした動画がこちら。
一応、どの書き出し形式・プリセットでも崩れないことを確認!
さいごに
結局、細すぎてレンダリングが追いつかなかったのか、ちゃんと設定ができてなかったのかは分からなかったんですが、今後細かいアニメーションを作る際はこういうことが起き得ることを留意しておこうと思います。
余談ですがこれを調べる際、こちらのサイトを拝見しめちゃくちゃ勉強になったのでメモ(*´∀`)
AE始めてちょこちょこ出てた疑問点が一気に解消していく…すごい…これはしばらくバイブル
→バカ・アフター 雑記 After Effects初心者にありがちなこと https://t.co/n4hGH1K5xG— しば@Webデベロッパー (@xxbicott) April 10, 2020